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保育士試験の勉強法にノートは必要?独学で合格するノート活用術

ノート活用術

保育士試験の勉強では、基本的にノートは使わなくても大丈夫です。
テキストをノートにまとめる勉強は時間がかかってしょうがないですよ!

でも、ノートの活用が向いている人もいます。
ノートの活用が向いているのは、書いて覚えるタイプの人。
そして自分の言葉に置き換えるのが得意な人です。

逆に向いていないのはノートの仕上がりにこだわる人。
ノート作りがただの作業になってしまったら時間のムダですよ!

ここではノートを活用したい人におすすめする「弱点ポイントノート」の作り方をご紹介します。
短期間で効率よく学んで一発合格をめざしましょう!

保育士試験の勉強にノートは必要ない?

勉強というと学生時代の「ノートに書く」イメージが強いですよね。
でも、合格体験談を読んでいると「ノートは必要ない」というワードがでてきます。

本当にノートは必要ないのでしょうか?

資格試験の勉強にノートが必要ないと言われる理由

必要か必要でないかと聞かれたら、資格試験の勉強にノートは必要ありません。
ノートを利用しなかったら保育士試験に合格できないということはないのです。

ただし、上手く活用することで効率よく学ぶ人もいます。

学校でやっていたように教科書を開いてノートを開いて、教科書をまとめながらノートを仕上げていく。これではノートを作ることに意識が向いてしまい、内容が頭に入ってきませんね。

とくに初めて見る資格試験の内容は分からないことばっかり。大事なことを書き写していたらテキスト丸写しになってしまうかも。

資格試験の勉強にノートは必要ない!と言われるのはこのためです。

保育士試験の内容は覚えることがいっぱい

保育士試験の内容は法令や国のガイドラインが多く、覚える言葉がいっぱい。統計や保育の歴史も出てくるので数字も覚える必要があります。

はじめてテキストを開くと、あれもこれも大切で全部書き出したくなってしまいます。多少削っても、結局かなりの量になる事がほとんど。

短期間で合格を目指すなら、ノートにまとめる作業はやめましょう。

ではノートは使っちゃダメなのか?

もちろん、そんなことはありません。ノートを活用して短期間で効率よく合格した人もたくさんいます。
ただし、ノートを活用するのには向いている人と向いていない人がいます。

ノートを活用するのに向いている人

保育士試験の勉強をするとき、ノート作りが作業になってしまうと膨大な時間がかかる割に頭に入らず、時間のムダになってしまいます。

ノートを活用するのに向いている人
  • 文字を書くことが苦にならない人
  • 自分に必要な情報を見つけ出すことが出来る人
  • 自分の言葉に置き換えるのが得意な人
ノートを活用するのに向いていない人
  • 書くことに時間がかかる人
  • ノートの仕上がりにこだわる人

ノートに書き写して完成!ではないですよね。

ノートを作る目的は美しく仕上げることではなく、自分の弱点を克服するためだと思ってください。

ノートを作らない人って意外と多いですよ。
なにごとも無理せず楽な方法で!

保育士試験勉強でノートを活用する方法

ノートを活用するなら、おすすめしたいのが「弱点ポイントノート」の作成です。

テキストをまとめるのではなく、問題を解きながら確認した解説やテキストのなかから自分の苦手を集めて要点をノートにまとめます。

弱点ポイントノートの作成手順

1.過去問に挑戦

最初に過去問を解きます。
得意科目から始めて、過去問を解きながら保育士試験のお問題に慣れていきましょう。

特に得意分野が無いときは、次の【得意科目が無い人】を参考にしてください。
『社会福祉』『社会的養護』『教育原理』は覚えることが多く長文問題が出るので、久しぶりの勉強で頭に入らないときはあとまわしにした方がGood!

得意科目が無い人

【子育て中の人】
『子どもの保健』『保育の心理学』『子どもの食と栄養』など子育て系の科目から

【保育の現場で働いている人】
『保育実習理論』『保育原理』『子どもの保健』など現場でよく耳にする言葉の多い科目から

【その他の人】
『保育原理』『保育の心理学』など「保育所保育指針」や基本的なことが多く、他の科目にも役に立つ科目から

2.解説を読みテキストで確認する

1問解答するごとに解説を読み、さらにテキストで内容の確認をします。理解が難しいポイントを抜き出してノートに書きこんでいきましょう。

理解が難しいポイントは、あとから覚えるのにてこずるポイントです。

このとき、次のことに注意しながら書いてください。

3.ノートに自分の言葉で要点を書きこむ

自分にとって分かりにくい、覚えにくいと感じた解説を自分の言葉でノートに書き込みます。
原文を覚えたいものは自分の言葉に置き換えることはしません。あくまで意味を理解するための置き換えだからです。長い解説文なら要約しましょう。

文を自分の言葉に置き換えること、要約することによって理解が深まり記憶に残ります。

忘れたころに見返しても内容がスッと理解できますよ。

とくに印象に残したいときは、ノートの余白に吹き出しでコメントをいれたり、ちょっとしたイラストや図解を入れたりすると記憶に残りやすくなります。

4.足りない知識を整理する

ここまで勉強してきて自分にとって足りないと感じる分野の知識を整理していきます。

足りない知識の例
  • 人物についての解説と相関図を作る
  • 法改正を時系列で並べる   など

何度見ても忘れてしまう言葉を書きとめておくと、簡単な辞書がわりにもなります。

記憶に残す

覚えることの多い保育士試験ですが、ただひたすら暗記をするのが苦手な人は多いでしょう。

記憶に残る勉強法は次のとおりです。

記憶に残すために有効な方法
  • クイズ形式で繰り返し問題を解く
  • 自分の言葉に置き換えて書く
  • 吹き出やイラストで要点をつけ足して書く

何度も出てくる言葉は脳が必要だと判断して記憶に残りやすくなります。

また、自分の言葉に置き換えて書くことは理解を深めるのに効果的です。
解説のまま書き写すと、そのときは理解できているつもりでも、あとから見返したときに「なんだっけ?」と、理解するのに時間がかかってしまうことがあります。

吹き出しやイラスト、図解を使って要点をつけ足したものは、映像記憶として「あのページのあの辺に書いてあったな…。」と思い出す糸口になります。

限られた時間で効率よく覚えるためには作戦が必要なのです!

保育士試験直前に大活躍

試験直前になったら、まだ知らない知識があるんじゃないかと焦ってきます。

しかし、直前に新しい知識を追加しても余計に焦るだけ。いままで学んだ内容を取りこぼさないことに重点を置きましょう。

あなたが作成した「弱点ポイントノート」は知識の確認作業にとても役に立ちます。まだちゃんと覚えきれていないな、と思う箇所には付箋を貼っておき、覚えたら外す。

これを繰り返して付箋が残っている箇所が、あなたにとって直前に見直しておくべきポイントです。時間が無いときはここだけでも見ておきましょう。

保育士試験勉強でノートを使わない方法

ノートを使わない勉強法にはたくさんのパターンがあります。
保育士資格サイトやアプリが増えたこと、スマホの機能が上がったことでノートを使わなくても自分に合った勉強法を組み立てることが出来るようになりました

  • スマホやアプリを利用して繰り返す
  • 自動分析による弱点克服機能で学ぶ
  • 音声や動画を聞き流す

自分のタイプやライフスタイルにあった方法を取り入れましょう。

スマホはとても便利で、メモや録音の機能を使って覚えてしまいたいことを入力しておき、覚えた物から消していくことも出来ます。

家事の合間、子どもを寝かしつけているとき、通勤時間やお昼休憩など、隙間時間を上手に使って学習量を確保しましょう。

まとめ

保育士試験に合格するためにノートを活用する勉強法を紹介しました。

保育士試験の勉強には、特別ノートはおすすめすることはしません。ノートは上手く活用できなければ、かえって勉強の足を引っ張ることになるからです。

しかしノートの活用法しだいでとても効率的な勉強ができます。

【ノートを活用するのに向いている人】

  • 文字を書くことが苦にならない人
  • 自分に必要な情報を見つけ出すことが出来る人
  • 自分の言葉に置き換えるのが得意な人

【ノートの活用に向いていない人】

  • 書くことに時間がかかる人
  • 書くことにこだわる人

勉強方法は途中からやり方を変えたっていいんです。

少しでも早く自分に合った勉強方法をみつけて、試験本番まで駆け抜けましょう!

 
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